お役立ちコラム
エアコンで花粉症が悪化する？すぐに花粉対策を始めよう！
桜や菜の花など、春は花が咲き乱れる美しい季節ですが、花粉症の方にとっては少し憂鬱な季節かもしれません。
花粉症は外にいると症状が出やすいイメージがありますが、近年は室内でも苦しむ方も多いようです。
その原因として言われているのがエアコンです。
ここでは、本当にエアコンのせいで悪化するのか、室内の花粉症対策についても解説していきます。
目次
花粉症が悪化する原因
「しっかり対策をしているのに、なぜか症状が悪化している」という場合は、生活習慣などに原因がある可能性があります。
また、家に帰ってから悪化するのであれば、家の中にも問題があるかもしれないので原因をチェックしてみましょう。
衣類についた花粉が室内に入る
すでにご存じの方も多いかもしれませんが、花粉は衣類に付着します。
そのため、気をつけているつもりでも、帰宅したときに衣類についたホコリなどが室内に入ってしまうのです。
いくら毎日掃除をしていても、毎日室内に花粉を持ち込んでいれば、症状は悪化してしまいます。
運動不足
「春はあまり外に出ないようにしている」という方は、運動不足が原因かもしれません。
運動不足になると、体力が低下します。
体力が落ちると、免疫バランスが崩れてしまうので、症状が悪化する可能性があるのです。
不規則な生活習慣
「就寝時間が毎日違う」「十分な睡眠時間が確保できない」「食事の時間がバラバラ」など、生活習慣が乱れていると、ホルモンや免疫のバランスが崩れやすくなります。
特に、睡眠の質は免疫機能に大きく関わっているので、寝具や寝室の環境を整えたり、寝る1時間前にはスマホやテレビを見ないようにしたり、睡眠の質が上がるような工夫をしましょう。
エアコンのお手入れ不足
一般的なエアコンには換気機能が搭載されていないので、エアコンから花粉が入ってくることはありません。
しかし、自分や家族が持ち込んだ花粉は、エアコンを稼働させると空気とともに吸い込まれるので、フィルターやファン、吹き出し口などに付着してしまいます。
そのため、エアコンがお手入れ不足だと、付着したホコリが吹き出すことで症状が悪化することがあるのです。
エアコン掃除が花粉症対策に有効な理由
「エアコン掃除をしたぐらいで花粉症対策になるの？」と思うかもしれません。
しかし、前述したようにエアコンは室内の花粉を取り込んでしまうため、内部にどんどん蓄積します。
この状態でエアコンをつけると、付着しているホコリが部屋全体に広がってしまうので、症状が悪化することもあるのです。
掃除をすればそれらを取り除くことができるので、室内で症状が悪化するのを防ぐという有効性があるのです。
エアコンや室内の花粉対策について
ここでは、エアコンや室内でどのような花粉対策をすればいいか紹介していきます。
フィルター清掃で花粉を取り除く
もっとも花粉がつきやすいのは、エアコンのフィルターなので、フィルター清掃をして取り除きましょう。
フィルターは、中性洗剤と古い歯ブラシなどを使って水洗いをすれば、きれいになります。
洗った後はしっかり乾かしますが、外に干すと花粉がついてしまうので室内で干してください。
頻度は10日から2週間に1回を目安にすることをおすすめします。
フィルターシートで花粉をキャッチ
吸い込み口に貼って使用するフィルターシートは、花粉をキャッチしてくれるので、内部に溜まるのを防ぐ効果が期待できます。
汚れたら新しいものと交換するだけなので、手軽に対策ができるのもおすすめポイントです。
フィルターシートは、内部フィルターに貼るタイプもあるので、自宅の機種にあったものを使ってください。
空気清浄機で花粉を吸い取る
室内の対策としては、空気清浄機を使うという方法がおすすめです。
空気清浄機は、名前の通り空気内の汚れを吸い取ってくれるので、症状の悪化を防いでくれます。
帰宅したらすぐに稼働させるというクセをつけておけば、エアコンに汚れが溜まるのも防げます。
洗濯物は室内に干す
いくら、帰宅時に衣類のホコリを払っても、洗濯物を外に干してしまうと、それを経由して室内に花粉が入り込んでしまうので注意しましょう。
快晴の日には外に洗濯物を干したくなりますが、対策のためには室内干しを徹底してください。
換気は必要最低限にする
部屋を掃除する際には、花粉が舞い上がるため換気をしなければなりません。
とは言え、長時間換気をしてしまうと、外から花粉が入り込んでしまうので本末転倒になってしまいます。
換気は大事ですが、必要最低限に抑えることが対策に繋がります。
エアコンの花粉掃除はプロにお任せ！
花粉症の悪化はエアコンだけが原因ではありません。
しかし、フィルターなどに付着している場合は、エアコンを稼働させたときに室内に花粉が舞ってしまうため、悪化することがあるのも事実です。
エアコンによる悪化を防ぐには、しっかり掃除をすることが重要ですが、細かいパーツは掃除しきれないかもしれません。
自分でできる掃除には限界があるので、しっかりきれいにしたい場合はエアコンクリーニングのプロに依頼しましょう。
