室外機を分解清掃するメリットはある?目的や方法を解説|エアコンのクリーニング・点検ならデルタクリーニングへ

お役立ちコラム

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室外機を分解清掃するメリットはある?目的や方法を解説

2022.03.31

エアコンの室外機は風雨にさらされる場所に設置されることも多く、汚れが気になる方もいるでしょう。
汚れたままだとエアコンの効率が落ちてしまうため、時には清掃したほうがよいと言われています。
エアコンの室外機を掃除するならどのようにしたらよいのかを解説します。

室外機を分解清掃するメリットはある?目的や方法を解説

エアコンの室外機の役割

エアコンというと室内に設置した本体に注目しがちです。
そのため、室外機は設置した後あまり目を向けたことがない家庭は多いかもしれません。
エアコンの室外機は熱交換器やインバーターなどさまざまな装置が格納されています。
実は室内機よりも重要な機能が集まっている部分で、エアコンの心臓部とも考えられるのが室外機です。

室外機の汚れが招くトラブル

室外機は屋外に設置されているため、風雨にさらされるだけではなく、ほこりやゴミ、砂などが入り込む心配があります。
室外機にある大きなファンにゴミが絡まると、排気が上手くできなくなる心配もあります。
また内部の金属部品に錆が発生する原因にもつながってきます。

室外機のカバーも放熱機能を持つものですが、汚れると放熱が上手くできなくなりますし、電気部品が多く収められている室外機カバーが汚れると、室外機内に熱がこもってしまう危険も出てきます。
除湿により発生した水を排出する機能もありますが、ほこりなどが溜まり排水が上手くできなくなる可能性も。
消費電力が増え電気代が高くなったり、ファンが回るときに異音が発生し騒音が気になるようになったりすることもあります。

室外機の清掃方法

実際に汚れが気になるエアコンの室外機を掃除する場合、どのようにしたらよいのかを解説します。

分解清掃の手順

室外機を分解清掃する場合、まずはカバーを外します。
カバーを外すと大きなファンが目に付くでしょう。
さらにファンの隣には基盤部品が、ファンの裏側にはアルミのフィンが目につきます。
まず基盤部分に水が掛かってしまうと故障してしまうため、基盤部分を保護します。

ファンを柔らかい布などで掃除し、軸などにゴミやほこりなどが絡まっていたら取り除きます。
フィンは非常に繊細な部品です。
無理な力を入れず、掃除機などでほこりを吸い取るとよいでしょう。
室外機の裏側にもフィンがあります。
動かせるようなら裏側も掃除機などでほこりを吸い取りましょう。

高圧水洗浄があるようでしたら、水洗いも可能ですが、その際基盤に水が掛からないようくれぐれも注意しましょう。
基盤部分は触らないようにします。
また取り外したカバーを水洗いしきれいにしましょう。
最後にカバーを元に戻し、室外機周りも掃き掃除をしておきます。

分解清掃で得られるメリット

エアコンの室外機を分解清掃すると、ファンの動きがよくなり消費電力が抑えられます。
またフィンに詰まったほこりなどの汚れがなくなることで、熱交換器の効率が上がります。
少ない電力でエアコンの効きがよくなるのです。
カバーを洗うことで放熱性が高まり、室外機に熱がこもる心配も減ります。

素人が分解清掃するのは危険

分解清掃の方法やそのメリットを解説しましたが、実際に素人が分解清掃を実施することには危険が伴います。
例えばフィンは繊細な部品で、強い力を加えてしまうと壊れてしまいます。
ファンも軸の部分に無理に力を入れると壊れます。
万が一基盤に水などがかかると、室外機自体が使い物にならなくなってしまうのです。
分解清掃は専門業者に依頼し実施する必要がある作業といえるでしょう。

普段しておきたいお手入れ方法

室外機の分解清掃はプロに依頼し実施する方がよい作業ですが、普段からできるお手入れもあります。
ここからは普段からしておきたいお手入れについて解説します。

カバーの外側の掃除

放熱効果を高めるためにも、室外機カバーはこまめに掃除しておくとよいでしょう。
特にファンが見える部分にほこりやゴミが溜まり目詰まりしないようにしておくとよいですね。
カバー自体は水をかけて洗っても大丈夫です。
洗剤を使うとカバーの劣化を招くため、水洗いまたは水拭きがおすすめです。

室外機周辺の掃き掃除

室外機周辺にほこりや枯れ葉、ゴミなどが溜まらないよう掃き掃除しておくのもおすすめです。
また、クモが巣を張ってしまわないようにチェックしておくのもよいでしょう。

排水口の掃除

除湿機能を使うと、本体から室外機に取り除かれた湿気が排水口に流れていきます。
この排水口が詰まっていると室外機内部に水が溜まるため、排水口はこまめに掃除しておくとよいでしょう。
ほこりやゴミ、虫などが入り込まないようにしておきます。

まとめ

室外機が汚れているとエアコンの効率が下がり、さらに消費電力も増えるため電気代が高くなりがちです。
分解清掃すればこれらのトラブルが回避できますが、一般の人が行うのは危険です。
日ごろから室外機カバーの掃除や室外機回りの掃除は行うことが必要ですが、室外機を分解掃除するのは、大変&故障のリスクを伴います。
分解清掃についてはプロに依頼しましょう。

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